除夜の鐘はなぜ108つ?



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除夜の鐘とは、大晦日の深夜0時を挟んで突く鐘のことで、
ちょうど日付が変わり、新しい年になる時に、
108つ目を鳴らしながら、新年を迎えるのが風習だ。



人間には、108つの煩悩があると言われており、
その煩悩を祓うために、除夜の鐘は108つ鳴らしている。



煩悩とは、人の心をまどわせたり、悩ませたり苦しめたりする、
心の働きのことで、仏教における考え方から来ているものである。



代表的な煩悩とは、肉体的、及び、精神的な欲望、
怒り、執着、猜疑などである。



しかし、108つの鐘を鳴らす理由は諸説あり、真相は分からない。



俗説としてよくあるのが、「四苦八苦」を数字に置き換えた説である。
いわゆる、「4×9+8×9」を足せば、108になるというものである。



鐘の回数もさることながら、なぜ、鐘を突くのが、
大晦日なのかという疑問も、時々言われることである。



これは、仏教においては、煩悩を払うことにより、
解脱し、悟りを開けることに、基づいているものだ。



本来は、日頃から仏教の修行を積むことで、
煩悩を払い悟りを開くのだが、日頃、修行を積めない人にとっては、
除夜の鐘が、修行を積んでいない人々の、煩悩を祓う力があるという、
信仰が、現代まで伝わっていることが、理由と言える。



海外では、新年を迎える時、大規模な、
花火の打ち上げなどが催され、とても賑やかだ。



一方、静寂の中で、心に沁み渡るように響く鐘の音は、
日本独特の厳かな雰囲気を、感じさせてくれる。



この年末は、新しい年がいい一年になることに、
願いを込めて、除夜の鐘に耳を澄ませてみては、いかがだろうか。






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